駅にあるマッサージのお店
足の裏リフレクソロジーのマッサージを受けたことがあります。 その日私はとにかくとても疲れていました。仕事関係の出先から一番近い駅に併設されている、小さなマッサージのお店に入りました。 そこにはいかにもアルバイトという感じの若い女性の方が多くいました。案内されて横になり、足の裏をマッサージしてもらいました。 そのお店は手狭なため隣との距離が近く、隣でマッサージを受けている人の声が丸聞こえでした。 私は話をしたりせず静かにマッサージを受けていたので、余計に良く聞こえてきました。 隣の人は中年の男性の様でマッサージを受けながら「そこは何のツボなの？よく効くね。」というと、マッサージを施術している若い女性は「ここは目とか耳とか…。」と言っていました。おじさんは「おじさん、ちょうど目が疲れてたんだよ。そこは何のツボ？」「ここは足だったかな。」「おじさん足も疲れていたんだよ。」という会話が長々繰り広げられていました。 私はハタでききながら、女性のいかにも適当な答えと、いちいち優しいおじさんの会話がなんとも滑稽で、自分のマッサージに集中できませんでした。 隣で聴いてる分にはいいのですが、私はしっかり知識のある人にマッサージしてもらいたいなあと思いました。 私のマッサージをしてくれた女性も、手つきのぎこちない感じがしたので、少し残念でした。